プロペシア錠0.2mg/プロペシア錠1mgの添付文書には、一般的名称が「フィナステリド」、販売名が「プロペシア錠0.2mg」「プロペシア錠1mg」と記載されています。
PMDA(医薬品医療機器総合機構)の一般名「フィナステリド」の添付文書一覧には、プロペシア錠のほか、製造販売元の異なる複数の「フィナステリド錠0.2mg/1mg」が載っています。
このページは、成分名と販売名の関係を、添付文書の記載ごとに並べたものです(2026年10月21日確認)。
この記事は情報の整理であり、医師の診断や指導に代わるものではありません。
添付文書の記載にある名前
| 項目 | プロペシア錠の添付文書の記載 |
|---|---|
| 一般的名称 | フィナステリド |
| 販売名 | プロペシア錠0.2mg、プロペシア錠1mg |
| 製造販売元 | オルガノン株式会社 |
| 薬効分類名 | 5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬、男性型脱毛症用薬 |
PMDAの一般名「フィナステリド」の添付文書一覧に載っている販売名
PMDAの一覧(2026年10月21日取得)には、次のような販売名が載っています。
- プロペシア錠0.2mg/プロペシア錠1mg(製造販売元 オルガノン株式会社)
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「クラシエ」「サワイ」「トーワ」「FCI」「NIG」「RTO」「SN」「TCK」「VTRS」など、製造販売元ごとの販売名
各製品に、それぞれの添付文書が載っています。
プロペシア錠の添付文書の基本情報
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 添付文書 | 2023年8月改訂(第4版) |
| 規制区分 | 劇薬、処方箋医薬品(注意―医師等の処方箋により使用すること) |
| 効能又は効果 | 男性における男性型脱毛症の進行遅延 |
| 用法及び用量 | 男性成人には、通常、フィナステリドとして0.2mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて適宜増量できるが、1日1mgを上限とする。 |
「7. 用法及び用量に関連する注意」には「増量による効果の増強は、確認されていない」と記載されています。
プロペシア錠の添付文書には、前立腺肥大症患者を対象にした臨床試験(フィナステリド5 mg)の記載もあり、5mgは「本剤承認用量の5~25倍用量」と記載されています(15.1.1・15.1.2)。
このサイトの他のページが引用している発現頻度・禁忌・重要な基本的注意は、プロペシア錠の添付文書の記載です。成分としての全体像はフィナステリドの副作用に、プロペシア錠に絞った記載はプロペシア錠の副作用にまとめています。
PMDAの一覧に販売名が載っていない製品
PMDAの「フィナステリド」の一覧に販売名が載っていない製品の例が、フィンペシアの副作用です。個人輸入された医薬品について厚生労働省が示している記載は、そのページに並べています。
プロペシア錠の添付文書とガイドラインの記載
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 女性・授乳中の女性 | 添付文書「5.3」に「女性に対する適応はない」。「2. 禁忌」に「妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性」 |
| 粉砕・破損した錠剤 | 「8.1」に、粉砕・破損した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性は取扱わないこと |
| PSA検査 | 「12.」に、国内の24歳から50歳の男性型脱毛症患者で血清PSA濃度が約40%、海外臨床試験の高年齢層の前立腺肥大症患者で約50%低下した。男性型脱毛症患者に対し前立腺癌診断の目的で測定する場合は2倍した値を目安として評価する |
| 献血 | 日本赤十字社の「服薬と献血について」に、AGA治療薬(フィナステリド、プロペシア、プロスカー等)は服薬中止後1カ月献血不可 |
| 効果の評価期間 | 「7.」に、3ヵ月の連日投与により効果が発現する場合もあるが、効果が確認できるまで通常6ヵ月の連日投与が必要。6ヵ月以上投与しても進行遅延がみられない場合には投薬を中止すること |
日本赤十字社(福岡県赤十字血液センター)の「服薬と献血について」は、一覧の前に「下記に主なお薬を示していますが、献血にご協力いただけるか否かについては、当日の健診医が最終的に判断します。」と記載しています。
ガイドライン2017年版の男性型脱毛症の推奨度
| 成分・治療 | 推奨度(男性型脱毛症) | 剤形(ガイドラインの記載) |
|---|---|---|
| フィナステリド | A | 内服 |
| デュタステリド | A | 内服 |
| ミノキシジル | A | 外用 |
推奨度Aは、ガイドラインの推奨文で「行うよう強く勧める」と記載されている区分です。デュタステリドの製品の記載はザガーロの副作用に並べています。
リアップX5プラスネオ(PMDA掲載の添付文書)は、リスク区分等が第1類医薬品、剤形が液剤です。ミノキシジルとの違いはミノキシジルとフィナステリドの違いに、入手方法ごとの制度上の違いはAGA治療薬の入手方法にまとめています。
出典
- プロペシア錠0.2mg/プロペシア錠1mg 添付文書(2023年8月改訂・第4版、オルガノン株式会社。PMDA)
- PMDA 一般名「フィナステリド」の添付文書一覧(2026年10月21日取得)
- 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版(日本皮膚科学会)
- リアップX5プラスネオ 添付文書(PMDA)
- 服薬と献血について(日本赤十字社 福岡県赤十字血液センター)